日々是挑戦2013

タフなこころと,豊かな人生のために。

今日は休みですね。

今日は推薦入試により
一般生徒はお休みです。

部活等もありません(できません)ので
完全に自分の自由な時間となります。

どうやって使いますか?

自分で決められるというのは
自由さもありますが責任もあります。
そして自分の立場からくる制約もあります。

休みだから勉強も休んでしまうようなら
進歩も成長もありませんよね。

まずは追試の勉強からでも
始めてみましょうか。


弱音

19年前の今日は阪神・淡路大震災が起こりました。
その時僕は大学生で,ずいぶん悩みました。
悩んだ話は授業でお話した通りなのですが
95年は院生ではなくて,まだ学部生でした。

僕は教育学部を卒業したあと理学部に移ったのですが
そもそもが大学に入ってからの理転でしたから
まあついていくのが精一杯・・・というより
ついていけなかったという方が正確でした。
大体,年齢が3つも4つも下の人達と勉強する上
自分の方が全然出来が悪いのですから
救いようがありません。トホホ。


何度大学を辞めようと思ったことかしれませんが
それでもまあ何とか逃げずに乗りきれたのは
良き師,良き友に恵まれたおかげでしょう。
休日のたびに市立図書館に行き
受験生と一緒に並んで席取りしたのも
今となってはよい思い出です。
追いつくためにはどこかで無理しないとダメですね。

さて。

2年次の選択科目の調整が終わりました。
急いで処理をしたので入力ミスもありましたが
何とか名簿が完成しました。
気持ちを切り替えて毎日の学習に向かいましょう。

今読んでいる本から一節。
「進歩とは変わることである。」

最近,提出ノートを始めた生徒がいる。
部活もやりながらここのところ毎日順調に
提出が続いている。見上げたものだ。
本当は大変かもしれない。ツライかもしれない。
でも自分で決めたことで自分を変えた。
これは事実であり,これこそが進歩だろう。

みんながやっている勉強。
いろいろな形で取り組んでいることは知っている。
それを誰かに見てもらうことは
自分の勉強にさらにプラスにならないだろうか。
自分で買った問題集でも通信添削でも
自分が頑張って取り組んだものであるならば
内容は問わない。それが提出ノートだ。
僕が最初に担任をしたクラスでは
進研ゼミの問題集を毎日見せてくれた生徒がいたが
これもいいだろう。

毎朝,毎朝,提出するものがある。
これを努力と言わず何と言おうか。
せっかく毎日必死で頑張っているのに
それをアピールしない手はないですよ。
たとえ一問だろうが1ページだろうが
自分が学んだことに変わりはない。
これこそが日々是挑戦の真髄なのです。

皆さんの力強い一歩を期待します。
明日は模試ですね。
全力で頑張りましょう!

では。

 

賛否両論

今日のコラムは夢について。

筆者は
夢はかなえることが大事なのではなく
そのために努力している姿こそが尊いのだ
という意見でした。

これは賛否両論でした。

そうだ,そうだ!と同調する意見が多い中
いや,夢は叶えないとダメだ!という意見もあり
ディベートでもやったら盛り上がりそうな
なかなか気合いの入った意見が多かった。
ディベートは嫌いなんですけどね。汗)

今年の冬休みの最終日に
部活で近くに山に登りました。
僕はカメラを担いでいましたので
ゆっくり歩きながらの登山でしたが
それでも1時間ほどで山頂まで到達しました。

これがもしヘリコプターで
一気に山頂まで行ってしまったら
どんな気持ちになるだろうと考えます。
登る途中ですれ違った方々との出会いや
道中から眺める様々な景色や
一緒に登る人との会話などは決して得られません。

山頂まで行くという目的に対して
結果だけを考えて効率のよい方法を選択すると
それと引き換えに手に入らないものが出てくるわけです。

そうすると達成したあとの満足感を考えたとき
自分が何に重きを置いているのか?というのが
悔いなき選択の必要条件になるのかなという気がします。

特進コースでは毎週のようにいろいろな科目で
小テストを行っていますよね。
これもテストに合格することを一番に重視する人と
テストを受けるために自分の学習習慣を身につけることを
重視する人では勉強のやり方が違ってくるのはもちろんですが
その後の定着や理解度も変わってきますよね。

プロセスを通して得られることも多いということは
知っておいて損はないと思いますし,
それがかけがえのない経験となることもあります。

さて,そろそろまとめを。
僕自身は夢をかなえること,そのために努力すること
どちらもとても大切なことだと思います。
でもそれ以上に重視したいのは
自分がどんな夢を設定するかということ。

いい夢を設定できれば
努力の過程でいいものが得られると思いますし
叶えたときの達成感も大きいのではと思います。
エンジンをかけてアクセルを踏んだだけでは
目的地には近づきません。

皆さんもどうぞ,いい夢を描いてください。