日々是挑戦2013

タフなこころと,豊かな人生のために。

賛否両論

今日のコラムは夢について。

筆者は
夢はかなえることが大事なのではなく
そのために努力している姿こそが尊いのだ
という意見でした。

これは賛否両論でした。

そうだ,そうだ!と同調する意見が多い中
いや,夢は叶えないとダメだ!という意見もあり
ディベートでもやったら盛り上がりそうな
なかなか気合いの入った意見が多かった。
ディベートは嫌いなんですけどね。汗)

今年の冬休みの最終日に
部活で近くに山に登りました。
僕はカメラを担いでいましたので
ゆっくり歩きながらの登山でしたが
それでも1時間ほどで山頂まで到達しました。

これがもしヘリコプターで
一気に山頂まで行ってしまったら
どんな気持ちになるだろうと考えます。
登る途中ですれ違った方々との出会いや
道中から眺める様々な景色や
一緒に登る人との会話などは決して得られません。

山頂まで行くという目的に対して
結果だけを考えて効率のよい方法を選択すると
それと引き換えに手に入らないものが出てくるわけです。

そうすると達成したあとの満足感を考えたとき
自分が何に重きを置いているのか?というのが
悔いなき選択の必要条件になるのかなという気がします。

特進コースでは毎週のようにいろいろな科目で
小テストを行っていますよね。
これもテストに合格することを一番に重視する人と
テストを受けるために自分の学習習慣を身につけることを
重視する人では勉強のやり方が違ってくるのはもちろんですが
その後の定着や理解度も変わってきますよね。

プロセスを通して得られることも多いということは
知っておいて損はないと思いますし,
それがかけがえのない経験となることもあります。

さて,そろそろまとめを。
僕自身は夢をかなえること,そのために努力すること
どちらもとても大切なことだと思います。
でもそれ以上に重視したいのは
自分がどんな夢を設定するかということ。

いい夢を設定できれば
努力の過程でいいものが得られると思いますし
叶えたときの達成感も大きいのではと思います。
エンジンをかけてアクセルを踏んだだけでは
目的地には近づきません。

皆さんもどうぞ,いい夢を描いてください。